自然災害の多い日本


日本列島は、地球の中でも、気候変動がはっきりしており、また、地質的にも活動が活発な地域に位置し、
いわゆる「自然災害」が非常に発生しやすい場所にあります。

天候でいえば、台風は年平均2.6個上陸し、各地に地滑りや洪水など大きな災害の爪あとを残していきます。
地質的には噴火する可能性のある活火山は49もあり、一度噴火が始まると長期に及ぶ活動が続きます。
 
さらに、甚大な被害を被った地震は、明治以降130年余の間だけでも18回発生しています。
 

年 月 日 名 称 マグニチュード 死者数
 
 北米、太平洋、フィリピン、ユーラシアという4つの大きなプレートの境界線上に位置する日本は、「地球上で発生する震度6以上の地震の実に10%以上を被る地震大国」なのです。
1872年 3月14日 浜田地震 7.1 553名
1891年10月28日 濃尾地震 8.0 7,273名
1894年10月22日 庄内地震 7.0 726名
1896年 6月15日 明治三陸地震津波 8.5 21,959名
1896年 8月31日 奥羽地震 7.2 209名
1923年 9月 1日 関東大震災 7.9 142,000名
1925年 5月23日 北但馬地震 6.8 428名
1927年 3月 7日 北丹後地震 7.3 2,925名
1930年11月30日 北伊豆地震 7.3 272名
1933年 3月 3日 三陸地震津波 8.1 3,064名
1943年 9月10日 鳥取地震 7.2 1,083名
1944年12月 7日 東南海地震 7.9 1,223名
1945年 1月13日 三河地震 6.8 2,306名
1946年12月21日 南海地震 8.0 1,330名
1948年 6月28日 福井地震 7.1 3,769名
1983年 5月26日 日本海中部地震 7.7 104名
1993年 7月12日 北海道南西沖地震 7.8 230名
1995年 1月17日 兵庫県南部地震 7.2 5,501名

 

 災害が発生する度に被害に遭われた方々が避難する様子が報道されます。
一時的な避難であれば少しの我慢で済みますが、平成7年1月の阪神淡路大震災では、
発生当初1,200を超える避難所で30万人以上の被災者が不便な生活を余儀なくされ、
2か月後でも8万人以上、3か月を過ぎても5万人以上の方々が厳しい暮らしを続けられていました。

耐震耐火に優れた建物が多いはずの日本でなぜ、避難する必要があったのでしょうか?